2018年8月21日火曜日

今夏の三つ

 残暑お見舞いもうしあげます。

今夏鑑賞した長編映画のベスト3作。いずれ劣らぬ名作です。
こみ上げてくるものはそれぞれですが、どれも根もとから揺さぶられる映像でした。

「ラッキー」と「アディオス」は絶讃上映中。3作めのレバノン映画「判決、ふたつの希望」 は今月31日公開予定ですが、日本語版配給元の主催した試写会で、事前に鑑賞の機会を得たものです。


「ラッキー」 (2017年、アメリカ、88m)
■ 90歳の気難しい現実主義者が人生の終盤で悟る、「死とはなにか」。 
『パリ、テキサス』の名優ハリー・ディーン・スタントン、最後の主演作。


 「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」 (2017年、イギリス、110m)
■ あれから18年-。ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ「ただいま。」そして、「アディオス!」
鮮やかな幕引き。終わらない伝説の始まり


「判決、ふたつの希望」(2017年、レバノン・フランス、113m)
■  ふたりの男のささいな口論が国を揺るがす法廷争いに。
人間の尊厳をかけ、彼らが見つけた新たな一歩に世界が震えた