2019年12月28日土曜日

「闘い」の方法をたどる感性

年明けの1月11日(土)、京都・立命館大学にて下記講演をさせていただくことになりました。

【渡辺公三先生のご業績をふり返る会】
   立命館大学先端総合学術研究科主催

日時:2020年1月11日(土)13:00-
場所:立命館大学衣笠キャンパス創思館
   4階403・404
参加無料

真島一郎
「闘い」の方法をたどる感性-
渡辺公三訳『人種と歴史』刊行に寄せて

プログラム詳細
 http://www.arsvi.com/2020/20200110.htm

2019年12月8日日曜日

サンティアゴ・アルバレス特集上映

CINE URGENTE !
CINE URGENTE !
CINE URGENTE !


生誕100年を記念して、今週4日間にわたり「サンティアゴ・アルバレス特集上映」会が
都内アテネ・フランセで開催されます。

【サンティアゴ・アルバレス Santiago Álvarez】
 1919年、ハバナに生まれる。アナキストの父親をもち、植字工見習いやタイピストの仕事をしながら夜間学校で学ぶ。39年にアメリカ合衆国へ留学し、人種差別などの現実に直面する。42年に帰国し… (以下略歴・上映作品の詳細はポスターをクリック!)

最終日14日には、シンポジウムも開かれます。
  19:30~ シンポジウム
   岡田秀則 国立映画アーカイブ主任研究員
   新谷和輝 キューバ映画研究者
   司会: 濱冶佳 山形国際ドキュメンタリー映画祭

新谷さん、今回もまた、どえらい企画をぶちあげてくれてサンクス。Merci cent mille fois !!



2019年12月6日金曜日

『初期社会主義研究』第28号

毎度読むのを楽しみにしている『初期社会主義研究』の最新号(第28号)を、このほど落手。

前号(第27号: 特集 ロシア革命100年)以来、
約2年ぶりの最新号刊行であるだけに、
一書が厚く、読みごたえありの予感。

「特集 〈マイノリティ〉と〈差別〉」 
 論考8本掲載。

2019年12月4日水曜日

佐原敦子 ヴァイオリンリサイタル


       
ヴァイオリニストの佐原敦子さん(藝大フィルハーモニア管弦楽団第1バイオリン奏者)から直接ご案内をいただいて、初冬の晩、ひとりトッパンホールへ。

すべての曲目に魅了されましたが、なかでも1921年の無伴奏曲、「レントヘン:無伴奏ヴァイオリンのためのファンタジー」の渾身の演奏には、時と場所の感覚を失うほど、魂をもっていかれました。
またとなく素敵な夕べを届けてくださいまして、
ありがとうございました。
 


佐原さんとは、3,4年まえの少人数の集いで初めてお会いしました。そのときやはり知りあった(当時の私の企画で助けてくださった)NHK 番組制作チーフ・ディレクターの上野智男さんが手がけられた、奥深くも静まりかえるドキュメンタリー番組を、ちょうどこの秋に再放送で鑑賞し、音楽と生のかかわりについてしばらく考えていたところでした。

「漂泊のピアニスト
  アファナシエフ もののあはれを弾く」
   (NHKBSプレミアム、2008年初放送、112分)

今月14日も再々放送があるようです。一流の表現者としてのお二方を、演奏・映像ともに、とても眩しく感じています。