香港の現状を深く思考するうえで重要な位置づけをもつ論集が、昨年末に刊行されました。
倉田徹・倉田明子 編
『香港危機の深層 - 「逃亡犯条例」改正問題と「一国二制度」のゆくえ』 東京外国語大学出版会、2019年12月27日発行。
これをうけて今月13~15日の3日連続で、注目すべき下記関連イベントが本学にて開催される予定です。同僚の倉田明子さんが昨年7月時点で下支えされた学生主体の緊急集会については、以前このブログでも紹介しましたが(2019年7月6日付記事)、今回の企画はそのひとまずの集大成になるものと期待しています。研究講義棟1階ガレリアで同時開催予定の、初沢亜利さんによる写真展の準備作業に、私も今日、一瞬だけお手伝いにうかがいました。初沢さん、手ずからの準備作業、ありがとうございます!
◆2020年1月13日(月・祝)
『香港危機の深層』出版記念シンポジウム
「香港危機に終わりはあるのか?」
13:00~17:30
プロメテウスホール(一般公開、無料、事前登録制)
◆2020年1月14日(火)
特別授業「香港危機の深層の読みとき方」
17:45~19:30
227教室
◆2020年1月15日(水)
TUFS歴史・地域研究セミナー
「“情報戦”から考える香港」
17:45~19:30
427教室