2021年1月30日土曜日

卒論発表会2020

 

ゼミ4年生による「卒論発表会2020」を、昨日開催しました。

今年度卒論演習の研究成果は、下記10篇です。自分に納得のいくレベルを目指して、最後まで努力を積み重ねてくれた卒業予定生のひとりひとりに、心からの感謝と敬意を。

 「ヘイトデモをとめた街」のプレヒストリー
                  -青丘社桜本保育園から川崎市ふれあい館の識字学級までを中心に」

「撲滅すべき悪」と「必要悪」のはざまで-ボリビアで生きるために働く児童の考察

「嘘と真をめぐる生の揺動-ヴァーツラフ・ハヴェルの政治哲学から」

「マオリ土地権利抗争の507日-1977年、バスティオン・ポイントから」

「ユーザーフレンドリーな記念碑-虐殺の記憶をデザインする」

「生きるために描く-アドルフ・ヴェルフリの25,000頁の空想とリアル」

「枠の不在と情動のゆくえー『ミッドサマー』をめぐる一考察」

「村上春樹の月が照らす「良い」物語」

「サイコパスの諸相ー彼らは異常者なのか」

「モロッコにおける教育言語としてのフランス語-ムハンマド六世とベルモクタールの教育政策を中心に」

2021年1月26日火曜日

ゼミ論発表会2020

 

ゼミ3年生による「ゼミ論発表会2020」を、昨日開催しました。

今年度は、下記19篇の力作が生まれました。「自分は今、世界のどこに立っているのか」という根本的な問いを拓くために、論述対象とそれを論述する自己とのアクチュアルな繋がりを、多様な側面から掘り下げた作品ばかりです。「ばらばらでひとつ」から生まれる個性豊かなチームワークが、ディスカッション1年分の積み重ねを経て、実を結びました。

「ボツワナのCKGR問題-開発をめぐる人類学的思考の可能性」

「承認と尊敬・敬意の欠如-子どもの貧困をルース・リスター『貧困とはなにか』から考える」

「キャラヴァンに繋がる生-マヌーシュの身体と穢れ・性・弔い」

「「普遍的な科学」の瓦解-B.ウォーフの言語観が教えてくれること」

 「遠きにありて想ふこと-ブラジル移民佐藤念腹の俳句」

「「問題のある」母親たち-メキシコにおける母性の分断とオポルトゥニダデス」

「「人民相互の情誼」の行方-恤救規則の成立と養育院」

「語ることについて語るときにわれわれの語ること-『存在の彼方へ』における《le dire》概念」

「非日常への揺らぎ-関東大震災後の自警団と朝鮮人虐殺」

「《貴婦人と一角獣》を読む-《我が唯一の望み》の深層から見えるもの」

「見えない労働者-バングラデシュにおける33万人の家事使用人の少女たち」

「宝町は誰のものか-『鉄コン筋クリート』が描く都市計画」

「「伝統」を見つめ直す国王-モロッコにおける新家族法の制定から」

「インド都市部の雇用問題-人材開発システムをハリヤナ州から考える」

「近代的ミュージアム再考-ルーヴル美術館設立を手がかりに」

「「日本の捕鯨文化」という表象の問題」

「記号処理と「現実」形成-「現実」を見ているのは誰なのか」

「病院に来ない人々の死と生-インドネシア西ジャワ州タヌー村におけるプスケスマスの事例から」

「血と骨の還る場所-在日朝鮮人一世、二世と民族教育」

2021年1月22日金曜日

沖縄とポスト植民地主義文学               - 崎山多美と〈シマコトバ〉というバクダン


 来週の1月26~29日に開催予定の左記講演会&ワークショップでお話をさせていただく予定です。

*一般公開(25日まで参加申込を受付)

1月28日(木)10:10-11:40

真島一郎「まつろわぬ声/さえぎれぬ谺-アフリカとポストコロニアル文学」

 

 

 

2020年10月19日月曜日

ドンズロ訳書 Erratum

心ある読者からのご指摘により、
本年1月刊行の訳書『社会的なものの発明』に、
印刷ミスが一箇所見つかった旨、
このほど版元のインスクリプトから連絡を受けました。

本文240ページの9~10行目:

(誤)「自覚した諸個人が(以下空白のまま改行)を
増すとともに」

(正)「自覚した諸個人が機動性(ルビ : モビリテ)を
 増すとともに」

言いかえますと、ルビ付の単語「機動性」が脱落したまま、本文が次の行に飛んでしまったことになります。版元によれば、おそらく校了時にDTPの入力ミス等で生じてしまった脱落とのこと。印刷工程上の過ちとはいえ、本書を購入してくださった読者のみなさまに、この場を借りまして、訳者からも深くお詫びを申しあげます。

(本記事の初公開日:2020年3月31日)

暴力の内旋


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍のもとでこの4月から延期されていた研究会をちかく開催する運びとなりました。 

Zoomオンライン開催なので、登録すればどなたでもご参加が可能です。

(以下、京都人類学研究会FBより)

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京都人類学研究会10月例会の開催について、下記の通りご案内申し上げます。どうぞふるってご参集ください。こちらはコロナにより開催を見直しておりました京都人類学研究会4月例会(「暴力の内旋ー南スーダン、パリ人の社会の変容:1985~2015」)を、京都人類学研究会10月例会として開催するものです。(以下敬称略)

【主催】
京都人類学研究会

【日時】
日時:11月7日(土)14:00(13:30開場)-17:00

【開催方法】
今回も、前回の7月季節例会と同様にZoomでのオンライン開催となります。
参加希望の方は、11月6日の正午までに以下のフォームからご登録をお願いいたします。

https://docs.google.com/.../1DMGQS3bhvEvMqnkbcWHSQCY.../edit
※入力内容を送信後、自動返信メールが送信されます。自動返信メールが届かない場合、メールアドレスが間違っている可能性がありますので、お手数ですがもう一度ご入力ください。
自動返信メールにてZoom研究会参加のためのリンクをお知らせします。
また、研究会開催の前日にも再度リマインドのメールをお送りしますので、リンクはそちらでもご確認いただけます。

【タイトル】
「暴力の内旋―南スーダン、パリ人の社会の変容:1985~2015」

【発表者】
栗本 英世(大阪大学 教授)

【コメンテーター】
真島 一郎(東京外国語大学 教授)
酒井 隆史(大阪府立大学 教授)

【要旨】
1985年の時点で、南スーダンの東エクアトリア地方に居住するパリ(Pari)人の社会は、自律的で凝集性が強く、まとまったものに思えた。家屋が密集した6つの大集落がリプル(Lipul)の丘の周囲に存在し、政治制度の核となっていたのは、年齢組織(階梯式の年齢組組織、Mojomiji system)と首長制であった。本報告の目的は、1985年に開始され現在も継続している内戦状況の中で、年齢組織の階梯間、集落間、そして支配年齢階梯と人びととのあいだで頻発した暴力的事件、そしてその結果生じた社会の分断と政治制度の機能不全を、社会の軍事化、あるいは「暴力の内旋」という観点から、民族誌的に記述し分析することである。

【プログラム】
14:00-14:05 趣旨説明 
14:05-15:05 講演
15:05-15:20 休憩
15:20-15:35 コメント 真島 一郎(東京外国語大学)
15:35-15:50 コメント 酒井 隆史(大阪府立大学)
15:50-17:00 総合討論

【備考】
*京都人類学研究会は京都を中心とする関西の人類学および関連分野に関心をもつ研究者・大学院生がその研究成果を報告する場です。
*参加希望の方は、事前に上記Googleフォームまでご連絡ください。どなたでも自由に参加いただけます。
*今回はZoomでの開催となるため資料代はいただきません。
*講演会後の懇親会はございません。

【問い合わせ先】
京都人類学研究会事務局:2020kyojinken@gmail.com
京都人類学研究会2020年度運営委員
* 代表:岩谷 彩子
* 学生幹事:赤坂知美、秋葉瑠美花、浅井薫、井尻和雅、泉向日葵、稲垣美帆、今井惇、大坪聖奈、奥田真由、奥野衣莉香、柏美紀、加反真帆、加藤舞、河崎涼太、川畑一朗、呉人花、小寺典子、Khon Yan Hong、佐々木悠、十文字樹、志田夏美、柴本元、瀬名波英志、竹内優希、竹下光、竹田響、田中亮汰、田中瑠莉、谷優太郎、対本祝子、Devin、中西萌、三木陽子、皆木香渚子、森内こゆき、谷島亘、山口優輔、山本始乃、吉野月華