2024年1月25日木曜日

自己への同化をこばむ思考

 

訳書刊行にあわせて『月刊ちくま』2月号に短文を寄せました。ウェブ上でも、まもなく公開予定です。

 https://www.webchikuma.jp/articles/-/3397

https://www.chikumashobo.co.jp/blog/pr_chikuma/ 

真島一郎「自己への同化をこばむ思考ーレヴィ=ストロースとモンテーニュ」『ちくま』635:16-17, 2024年2月1日発行。

2024年1月19日金曜日

卒業論文2023

 


今年度卒業予定のゼミ4年生が、下記の労作7編を完成させてくれました。いずれもみごとな出来映えで、さすがだと感じます。みなさんおつかれさまでした。心から感謝しています。

「大本教の変遷 -まつろわぬ宗教が惹きつける者たち-」

「隠されるバウハウス第一期 -初期バウハウスとヴァイマル共和国-」

「彷徨する歴史の方へ -デリダ 『ハイデガー講義』における歴史への問い-」

「過去に囚われた者たち -2017年のカタルーニャ-」

「ガソリンを嗅ぐ -非-場所的ガソリンスタンドの蓋然性-」

「再生の霊火は何処にともるか-インドネシア革命における西イリアン解放-」

「 「いっぱいありますよ、外国人だから入居できないって言われたこと」
                     -保見団地、いちょう団地、芝園団地と外国人-」

2024年1月17日水曜日

ゼミ論発表会2023

 

卒業論文への助走として今年もゼミ3年生がみごとなゼミ論文を完成させてくれました。

ゼミ論発表会を以下の要領で開催します。

日時:1月29日(月)10:00-17:30            会場:326教室

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『ゼミ論文集2023』所収の全論文タイトルは下記の通りです。みなさんよく頑張りました。ありがとうございます。

「コロナ禍を経た現代における企業スポーツの役割と価値」

「世俗主義国家と宗教教育-トルコ共和国における1982年宗教科目の必修化」

「高齢者移動の現在-障害者たちによる当事者主権運動から学ぶ」

「ブロードウェイミュージカルの社会表象

            -舞台『ウエスト・サイド・ストーリー』とその批評から」

「差別への抵抗-在仏中国青年協会の活動」

「ストリートを取り返せ!-新宿西口とパレスチナにおける芸術文化実践をめぐって」

「アメリカ合衆国1875年ページ法-アジア人女性をめぐる表象問題の起点」

「@在日ベトナム仏教信者会-社会の問いに向けて-」

「マングローブ林に息づく暮らしと環境-ガンビア・タンビ湿地の保護を巡る現代史」

「加害性の社会的圏域-関東大震災にともなう朝鮮人虐殺と庶民」

2024年1月15日月曜日

モンテーニュからモンテーニュへ

 
 
このほど、ちくま学芸文庫より訳書を刊行いたしました。
 
レヴィ=ストロース『モンテーニュからモンテーニュへーレヴィ=ストロース未発表講演録』
(昼間賢 訳、真島一郎 監訳)ちくま学芸文庫、285頁、2014年1月10日発行。
 
同書にはやや長めの付論も寄せました。

真島一郎「南方の澱 ー レヴィ=ストロースとモンテーニュ」同書121-283頁。