2019年8月12日月曜日

きらまーみーゆしが、まちげーみーらん。


岩波書店の『世界』にコラムを連載中の金井真紀さんから、原稿の陣中見舞に代えて(お心遣い恐縮です)、上の写真を添えたおたよりをいただきました。

きらまーみーゆしが、まちげーみーらん。
慶良間は見えるが、まつ毛は見えない。  『世界』2019年9月号「ことわざの惑星」

現物はまだ手元にありませんが、9月号の第二特集はアフリカで、
ニャムンジョのウブントゥ論が、梅屋潔訳で掲載されている模様。すばらしい、読みたい。

ちょうどいまEテレでカイヨワ『戦争論』の連続読解をされている西谷修さんや土佐弘之さんたちと、10年ほど前、渡嘉敷島の集団自決の跡地まで勇気をだして香を手向けに訪れた日の深夜、東シナ海の黒い海原に高々とのぼった、巨大な月輪を思い出しました。あのとき自分の睫毛は見えていたのか。今なら慶良間を通じて見えているのか。

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