2025年2月14日金曜日

現実化しえないもの


上村忠男氏による最新の訳書が刊行されました。

ジョルジョ・アガンベン『現実化しえないもの ー 存在論の政治に向けて』[上村忠男訳]みすず書房、2025年2月17日発行

[…]哲学は完全に現実的なもので、そのかぎりで現実化できない可能性である[…]可能的なものと現実的なもの、本質と現実存在を区別すること[…]アリストテレスに始まる「可能態(デュナミス)から現実態(エネルゲイア)へ」という存在論の長い系譜学、および哲学と政治における分節化の過程[…]西洋文明のパワーの源は、この「存在論的マシーン」の中に在った。だが不断の現実化は、現実の根底的な否定でもある[…](本書裏表紙紹介文より)