東京外国語大学出版会の広報誌『ピエリア』最新号
(2017年春号)が、発行されました。
今年は、
「見えないものにふれる」というテーマで、特集が組まれています。
わたしは、「闇と声」と題する小文を書いてみました。
最後の一文は、1913年1月のカフカのフェリーツェ宛書翰にある警句のような表現が、以前から心のどこかに引っかかっていたせいで、ふいに訪れたのかもしれません。ドゥルーズのカフカ論で出逢った一句なので、次のフランス語訳でしか知りませんが。
« La nuit n'est pas assez nocturne...» 闇と声
出版会編集長としての短文も、あわせて巻末に記しました。 見えない読者とふれるために