2017年5月18日木曜日

ガーナから

ガーナ大学に在籍しながら、アシャンティの看板絵師に弟子入りして長期フィールドワークをつづけている
森昭子(もり・しょうこ)さんから、こんなにチャーミングな写真を添えた近況報告のお便りをいただきました。

「息子が体調崩したりPCぶっ壊れたりいろいろありましたが元気にやっております。オールマイティのところで三ヶ月間弟子になりました。写真は最後の作品です」

息子さんのあらたくん、こんなに大きくなったんですね。本人にまっすぐ見つめられてるような、いのちの躍動がそのまま息づいている一品。師匠のお名前、絵師だけでなく教育者としても伊達じゃなかったね。市場によく置いてあるようなベンチが写っているのも、アトリエと木の匂いがここまでしてきそうです。

濃密な時の流れをそのまま注ぎこんだような
骨太のモノグラフをぜひ完成させてください。

森さんに最初にお会いしたのは、AA研最後の一年で開講した大学院の演習授業でしたね。あのときいっしょに勉強した高橋さん、立林さんの活躍も、陰ながらお祈りしています。